ホームプロを調べていると、「評判がいい」「やめた方がいい」など、正反対の口コミを見かけて不安になりますよね。
リフォームは決して安い買い物ではないので、紹介サイトを使って本当に大丈夫なのか、慎重になるのは自然なことだと思います。
この記事では、現役でリフォーム現場に関わり、実際にホームプロ経由の案件にも対応してきた立場から、評判が分かれやすい理由と失敗しにくい考え方を整理します。
どれが一番いいかを決める記事ではありません。 自分に合うかどうかを判断するための材料として読んでみてください。
目次
1. なぜホームプロの評判は分かれるのか
ホームプロに限らず、リフォーム会社紹介サービスは、口コミの評価が割れやすい傾向があります。
現場で関わっていると、「良い・悪い」だけでは説明できないケースが多いと感じます。
同じサービスでも、使う人の前提や期待が違う これが、評判が分かれる一番の理由です。
- 比較する前提で使う人
- 情報整理の手段として使う人
- 営業トークを避けたい人
こうした前提で使っている方は、「思っていたより冷静に判断できた」と感じやすいです。
一方で、最初から丸投げを期待していると、手間に感じやすくなります。
2. 期待の持ち方で満足度が変わりやすい
現場側として感じるのは、ホームプロの評価はサービスそのものより、期待の持ち方に左右されやすいという点です。
「紹介サイト=全部お任せ」というイメージを持っていると、 自分で考える場面が多いことに戸惑うことがあります。
- 相場を知りたい
- 提案内容を比べたい
- 自分のペースで決めたい
こうした目的がはっきりしていると、 「使いにくい」ではなく「整理しやすい」と感じることが多いです。
3. 申し込み後の流れと、アドバイザーの役割
ここからは、申し込み後の流れと、誤解されやすいアドバイザーの役割について整理します。
この部分を知っているかどうかで、口コミの見え方も変わってきます。

3-1. 基本はインターネット申し込みとマッチング
ホームプロは、基本的にインターネットから申し込みます。
入力した工事内容や要望が、そのままリフォーム会社選びの材料になります。
現場側から見ると、「自動的に業者が決まる仕組み」ではありません。
- 申し込み:工事内容・希望条件を入力
- 情報共有:条件に合う会社に案件が届く
- 応札:対応可能な会社が判断して名乗り出る
この仕組みがあることで、 最初から無理なマッチングが起きにくいと、現場では感じています。

3-2. アドバイザーは必ず付くわけではない
口コミで混乱しやすいのが、このアドバイザーの存在です。
まず知っておいてほしいのは、 すべての案件に必ずアドバイザーが付くわけではないという点です。
- アドバイザーが付く案件
- サイト中心で進む案件
この違いを知らないと、「対応が違う」と感じやすくなります。
どの案件に付くかの明確な基準は、公表されていません。
3-3. アドバイザーが付く案件の傾向(現場目線)
ここからは公式情報ではなく、 現場での経験や、ホームプロ担当者から聞いた話を踏まえた整理です。
- 工事内容が少し複雑な場合
- 工事規模が比較的大きい場合
- 要望や不安が多く、整理が必要そうな場合
あくまで予測も含みますが、 「アドバイスがあった方が進みやすそうかどうか」で判断されている印象です。
3-4. アドバイザーが関わると何が変わるのか
アドバイザーが関わる案件では、 お客様の要望や不安が、ある程度整理された状態で会社側に伝わります。
- 優先順位が見えやすい
- 不安点が事前に共有されている
- 話の行き違いが起きにくい
現場としては、 初回打ち合わせから工事の話に入りやすく、ズレを修正する時間が減ると感じます。
申し込み時に完璧である必要はありません。
「これは不安」「これは譲れない」だけでも書いておくと、進み方が変わります。
ここまで読んで、「仕組みは分かったけれど、実際に自分の場合はどうなんだろう」と感じた方もいると思います。
リフォームは、情報を集めているだけでも疲れてしまいやすいものです。
一人で抱え込まず、「比較するための場」として使える選択肢の一つが、ホームプロです。
今すぐ契約するためではなく、 自分の考えや相場感がズレていないかを確認する目的で使う、という距離感でも問題ありません。
4. 口コミはどう読み取ればいいのか
サイトの口コミは、完全ではありませんが、ある程度は参考になります。
現場でも「口コミを見て相談しました」という方は多く、実際の判断材料として使われています。
その理由のひとつは、工事が終わったあとに、第三者へ評価が返される仕組みがあるからです。
私自身、現場監督としてホームプロ経由のお客様の工事を担当してきましたが、工事が終わればアンケートが返ってくる前提で現場は動いています。
だからこそ口コミは、その場の印象ではなく、「工事が終わった結果に対する声」になりやすいのが実情です。
ただし、良い・悪いだけで判断してしまうと、実際の使い心地とズレやすいのも事実です。
口コミを見るときは、その人がどんな使い方をして、どう感じたのかを想像することが大切です。
- 比較できて安心した
- 自分のペースで検討できた
- 話がスムーズだった
これらは、
「すぐに業者を決めるつもりはなかった」
「夫に説明する材料が欲しかった」
といった人にとって、使い方が合っていた例です。
一方で、不満の口コミも、現場で見ていると納得できる背景があります。
- 思ったより手間だった
- 相性が合わなかった
- 期待していた進み方と違った
これは、
「早く工事日を決めたかった」
「おすすめをズバッと決めてほしかった」
といった場合に起きやすいズレです。
5. リフォーム会社側から見たホームプロ
ここからは、利用者からは見えにくい会社側の視点です。
5-1. 会社側にも担当者が付く
ホームプロでは、リフォーム会社側にも担当者が付きます。 進め方や対応について相談できる点は、現場としても助かっています。
- 対応の質を振り返る機会がある
- 改善点を指摘してもらえる
紹介して終わりではない点は、現場感覚としても大きいです。
5-2. 口コミ評価と表彰制度の影響
一定数の口コミ評価が集まると、「顧客満足優良会社」として認定されます。
私自身、表彰式に参加した経験があります。
- 評価が目に見える形になる
- 口コミを意識した対応になる
- 工事への意識が高まりやすい
現場としては、丁寧な対応を続ける動機になっていると感じます。
6. 向いている人・無理に使わなくていい人
ここまでを踏まえて、向き不向きを整理します。
- 初めてリフォームをする
- 業者選びで失敗したくない
- 比較しながら判断したい
一方で、次のような場合は無理に使わなくてもいいと思います。
- すでに信頼できる業者がいる
- 自分で探して判断できる
7. まとめ|評判に振り回されないために
ホームプロの評判が分かれるのは、 サービスが悪いからではなく、期待や使い方が違うからです。
・比較前提で使う
・要望を整理して申し込む
・口コミは背景まで読む
「一番いいかどうか」より、「自分に合う使い方ができるか」で考えると、後悔しにくくなります。